昭和39年(1964),学芸学部,農学部の2学部から成る宇都宮大学と宇都宮工業短期大学を包括し,宇都宮大学工学部が設置されました。
当時,工学部には機械工学科,電気工学科,工業化学科の3学科があり,技術職員(当時:技官)は講座制の研究室に配属され,
研究や教育面で幅広い技術支援に携わってきました。
平成5年(1993)には,全国的に広まっていた技術職員組織化運動の影響もあり,工学部でも「工学部 技術部」として,
機械系・電気系・化学系・建設系・情報系という5つの技術班による新しい組織がスタートしました。
この組織形態は約11年間継続されましたが,平成16年(2004)の全国国立大学法人化により,
技術部も幅広い業務に対応できるよう,「工学部・工学研究科 技術部」として大きく生まれ変わりました。
平成28年(2016年)に新設された「地域デザイン科学部」の設立と同時に行った組織改革の結果,従来の建設系技術職員は新学部所属となり,
本技術部は機械領域班,電気領域班,化学領域班,情報領域班,機械工場領域班という5つの領域班として再編成されました。
工学部・工学研究科 技術部は,大学を取り巻く環境の変化に併せて組織形態を柔軟に変化させることで
教育・研究支援を円滑に遂行するだけでなく,地域コミュニティに対する活動も積極的に行っており,
本学が推進している地域連携・貢献活動に多大な貢献を果たしています。
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年月日 | 沿革 |
S39.4.1 (1964) | 宇都宮大学と宇都宮工業短期大学を包括し,工学部設置 |
H5.3.16 (1993) | 工学部 技術部発足 |
H16.4.1 (2004) | 国立大学法人宇都宮大学設立 工学部・工学研究科 技術部発足 |
H28.4.1 (2016) | 5つの領域班(機械領域班,電気領域班,化学領域班,情報領域班,機械工場領域班)に再編成 |